パンドラの箱の中には…

2019年11月HIVの感染が発覚してからの日々を綴った37歳のゲイブログ

【HIV368日目・服薬275日目】YouTubeチャンネルを開設しました

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おつかれさまです。HAZI(@hazi_57)です。

 

前回の投稿からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、
元気にやってます。
相変わらず自炊生活してます。
なんだかんだでそんな生活が2ヶ月続いています。
その事はまた後日、機会がある時に記事に書こうと思います。

 

昨日でHIV陽性と診断されて1年になりました。
去年11月20日にHIV陽性と診断されたあとに車椅子が来て、そのまま病室に運ばれて入院させられたのですが、それからなんだかんだで1年です。
自分の人生である意味なかなか濃厚な1年を過ごしたような気がします。

 

最初の半年くらいは元の生活や体力を戻すので精一杯だったけど、
体調や肌の状態も落ち着いて、仕事も今まで通りにこなせるようになり、
人並みに性欲も戻って来た時に、
自分がこれから先、HIVとどう向き合って生きていくべきなのか、
その答えをずっと考えてました。
HIVが完治する治療方法がない限り、
足掻いても何してもずっと自分がHIVだっていう現実は一生くっついてきますからね。


服薬がうまくいっていて相手に移すリスクがないのならば、
何も言わずに歯科の治療を受けたっていいと思うし、
何も言わずに誰かと裸で夜を過ごしたっていいと思う。
誰にも言わないで隠し通す生き方もありだし、人それぞれにあった色々な向き合い方があっていい。

 

その中で自分が答えを出した「これからの自分のHIVとの向き合い方」はこれです。

 

YouTubeチャンネルを開設しました

www.youtube.com

 

突拍子もないですが、YouTubeチャンネルを開設しました。
YouTubeチャンネルを開設したきっかけなどは動画の方でお話しているので、
もしご興味があればご覧ください。
本記事ではこの動画の補足的なものを書かせてもらおうと思います。

 

実際に自分でYouTuberみたいな事をやってみて思ったのは、
YouTuberってすごいね。
なんだかんだで引きこもり小学生YouTuberのゆたぽんはすごいなって思う。
学校で勉強をするよりも実は大変なんじゃないかって感じた。
 


台本を書いて撮影して編集をして、
それからYouTubeに投稿するためのサムネイルや概要文などを作って、
15分程度のYouTube動画を作るのになかなかの労力がかかりました。

 

でもまぁ、学校には行かなくてはいいと思うけど、
子供に教育を受けさせるというのは日本国にいる限りそれは親の義務なので、
日本国でYouTuberとして他人から金を巻き上げて日本で稼ごうとしているのであれば、
何かしら方法で教育は必ず受けさせるべきだとは思います。
…って言っとかないと、学校に行かない事を擁護していると捉えかねないので、一応そういうことも書いておきまーす。

 

で、話を戻すと、今回これを作るのに、

 

  • 台本作成 3日間
  • 動画撮影 3時間
  • 動画編集 3週間

 
実際はかかった時間は、ものの数時間だとは思うんだけど、
仕事しながら、ご飯作りながらその合間合間で作業していたので、
これだけの時間がかかってしまいました。

 

動画制作に興味があったけど何をしていいかわからなかった

普段からPhotoshopやIllustratorのソフトを使ってお仕事をしているので、
Adobe Creative Cloudを契約しているんだけど、
毎月結構なお金払っているのにこの2つだけしかソフト使ってなくてもったいないなぁなんて思ってました。

 

以前から動画の制作とか編集に興味は持っていたので、
一応それに必要なPremier ProやAfter Effectsをインストールはしていたけれど、
具体的に何を作りたいというのがなかったし、
そもそも持っているパソコンのスペックが低すぎて動画編集に全く向かなかった。

 

たまたま職場で副業の話題になって、
自分の隣の席の同僚に(厳密にいうと先輩なんだけど、結構アゴでこき使ってるw)、
「ゲーム好きなんだから実況系YouTuberとか目指してみたら?」って話をしていて、
そのノリで、
「実況系Youtuberに成功して金持ちになったら、自分もポジYouTuberデビューして金巻き上げて生活する~」なんて雑談をしてたら、

 

「HIVになったばかりのとって、HIV陽性者のそのままの日常が知りたい人ってきっと居るはずだから本気でYouTube配信してみたらいいんじゃないか?」

 

って言われたんですよね。

 

その時は顔を出すの嫌だし無理って思ってたんだけど、
よくよく考えると
その人最初は、去年自分が退院して職場復帰した直後、
給湯室のレンジやトイレを自分みたいなHIV陽性者が使った後に使うのが抵抗あると嫌がってた人だった。
そんな人が今はこんな提案をしてくれている。

 

僕は別に顔を出して困るような事、無いなって思ったし、
使わずに持て余しているPremier ProやAfter Effectsを使えるし、
動画の勉強をするための取っ掛かりができるんじゃないかと思うようになりました。

 

  • 自分にとっては、
    動画を作る勉強ができる、動画制作のスキルが身につけられる。
  • HIV陽性者のそのままの日常を配信すれば、
    HIVになったばかりの誰かの役に立てるコンテンツができるかもしれない。

 

これがちょうど1本の線につながりました。
自分は自分のやりたいことができて、誰かの役に立てるかもしれないなんて、
これほどよい社会貢献はないなぁって、勝手に思って、
そこから、ちょっと思い切って、冒険してみよう、
本気でやってみようって意識するようになりました。

 

ほら。
人生は冒険だってゆたぽんも言ってるし。

 

 

ただそのためにパソコンのスペックがどうしてもダメだった。
今まで2014年に中古で買ったCore i5 16GBのデスクトップを使ってて、
一回試しに何かテキトーにFULL HDでスマホで撮影したものをPremier Proで読み込ませたけど、
プレビューはもたつくし途中で応答なしになって強制終了しなければならない状態。

 

それにこのブログを書いているときも勝手にパソコンがダウンして、
書いてたブログ記事が全部消えたなんて事があったので、
どちらにしてもやるならパソコンを買いかえなきゃいけない。

 

今は多分FULL HDから4Kへの転換期。
地上波でさえ未だにFULL HDじゃなくてただのHDなのに、
YouTubeが完全に4Kになっていくなんてまだまだ先のような気がするけど、
始めるならそれを見越してパソコンを買った方がいい。

 

4K動画の編集ができるスペックなら、
最新のCore i9のCPUに、64GB以上のメモリー、動画素材を置いておくためのストレージが必要。

 

そんなスペックのパソコンがドスパラで35万円…。

 

買えない…。

 

でも無いと動画は作れない…。

 

 

 

 

 

 

…と、いうことで、借金しました。
ショッピングローン48回払い金利手数料無料。
これからお世話になりますジャッ●ス様。

 

4年間借金を返すために、
会社の犬にならなければ。笑

 

まぁ、でも、人生は冒険だってゆたぽんも言ってるし。

 

でも、お陰様で動画制作はとても快適です。
もたつくことなくサクサク動いてくれます。

 

いっぱい動画制作の勉強して、
これで副収入を得て、
パソコンの借金をさっさと返したいと思います(←安直な考えw)

 

 

動画を作る上でこだわった事

音がなくても映像だけで分かる・映像を観なくても音だけで分かる動画

一番最初にここを意識して作りました。
これは自分が障害者となったが故に気がついた目線かなと思います。

 

自分で動画を作る前に結構いろんな方の日常生活のVLOGを拝見しました。
とてもおしゃれでスタイリッシュなものが多くて関心したのですが、
唯一観ていて嫌だなって感じたのは、
音での説明が一切ないために、
ずっと画面にへばりついて観ていなければいけないということ。
折角料理動画だったり生活向上につながるような素敵な動画だったとしても、
音での説明がない時点で、視覚障がい者を排除しているような気がしました。

 

折角ならそんなハンディーキャップを持っている方にも聴いてもらいたいと思いました。
本動画ではジャンプカットを多用し不要だと感じる音、
テンポを崩すような音はできる限り排除しました。


一応台本を観ながら喋っているのですが、
それでも人間なんで話の冒頭に「えー」とか「あー」とかって言いがちなんですけど、
その音が不要だと思うところは一切カットして前後をつないで、テンポを意識しています。
一番最後にオマケ的な映像を出して、
ちょっとキラキラ系な4つ打ちのダンスミュージックを流しているのも、
ピークエンド効果を残したいという思惑です。

 

YouTubeプレミアムを契約している方だと、
オフライン再生ができたり、
音だけの聞き流しができるので、
画面をゆっくり観られなくてもラジオを聴くような感じで聴いてもらえたらいいなと思います。

 

また聴覚障がいを持つ方にも観てもらいたいと思ったので、
自分が喋った事は全編に渡ってテロップを入れてます。
YouTubeには音声から字幕の自動生成をしてくれる機能があるので、
最初は要らないかなとも考えたのですが、
動画本編はほぼほぼ自分の顔と薬しか写ってなくて、
音がないと何をしているのかわからなかったので、テロップを入れてます。

 

HIV陽性者としてYouTube発信をするということは、
一障がい者としてYouTube発信をするということでもあると思ったので、
自分とは異なるハンディキャップを持っている方をできる限り排除しない、
そんな動画を作る事を意識したつもりです。

 

顔を出す

どうせ配信したからって速攻有名になるわけじゃないんだし、
配信する内容的に視聴する人はある程度決まってくると思ったので、
潔く顔を出してみることにしました。
結構冒険してるなって思いました。

まぁ、でも、人生は冒険だってゆたぽんも言ってるし。

 

動画を編集している時に、
「この顔面ボッコボコのくたびれたおっさん、誰だ?」って思いながら作業していました。笑

 

僕が感染して間もない時に見たかったモノ、知りたかったモノは、
「自分みたいなごくごく普通の一般ゲイがHIV陽性となった後の生活がどういうモノなのか」ではないかなと感じてます。
それがわからなかったから、見えない先の未来に不安を感じていたような気がします。

 

「1年後はこうやって元気に過ごせているんだ」という事が一番伝えたい事だったので、
そのためには顔を出さなければ意味がないかなと感じました。

 

映像なり何かしらの形で元気にやっている陽性者を見ることができれば、
HIVに感染した事を必要以上に落ち込まなくて済むかもしれないし、
気持ちを早く切り替えられることで、治療に専念できてより健康的な生活を送ることができる。
それに感染したことを隠し通して生活をしたい人だって、一人でネットとかこっそりHIVの事を知る事ができるのだから、
HIV陽性者だと顔を出して公言できる人が増えていくといいなぁって感じます。

 

BGMは自作曲

どうでもいい情報ですが、
動画の後ろに流れてる音楽、全部で4曲使っていますが、
全て自分で作った曲です。笑
日常生活系のVLOGで使用されているBGMってEDM系のオシャレなモノが多く使われがちなので、なんとなくそれは避けたかったのと、
そもそもそんなのアラフォーのおっさんのVLOGには合わない気がしたので、
あえて90年代のTKサウンドを彷彿とさせるような曲をチョイスしました。笑

 

 

反省・次の動画制作にいかしたいこと

ジャンプカットしすぎて機械っぽくなってしまった

「えー」とか「あー」とか余計な音や無音をカットしまくってたら、
AIが喋ってるの?みたいな感じになってしまったので、
もうちょっと人間っぽさがあってもいいなぁって気がしました。
ある程度なら「えー」とか「あー」って入ったっていいじゃんって。

 

あんまり言ってると信用ないしバカっぽくなるから、
次回は程よくうまくバランスをとって入れてみようかなと思います。

 

 

もっと音質を上げたい

撮影した時、たまたま家の前で工事をやってたので、
結構その音を拾っちゃってたんですよね…。

 

あとは、いろんな方のYouTubeを観たり聴いたりして思ったのは、
映像の良さはそこそこであれば問題がないような気がしました。

 

大きなテレビにChromecastをつないで観ているようなユーザーであれば別ですが、
だいたいの人がスマホで視聴するはずなので
スマホの画面であればそれなりの画質で十分で、
極論、昔のSD画質でも十分だと思いました。
(だったらパソコンも別に新しいの買わなくてよかったのではと一瞬疑問は湧いたけど…。)

 

どちらかといえば音の方が大事だと思いました。
映像がすこぶる綺麗でも音が汚くて聞き取れないような動画は、
僕だったら閉じてすぐ別の物を探しちゃうと思います。

 

次回作るときは音質を意識して撮影に挑みたいと思います。

 

 

やりたい事に色々挑戦をして自分の納得のする生き方をしたい

HIV陽性がわかって1年、今ここまでたどり着くことができました。

 

でもこれがもし自分が10年前に感染していたら、
この1年で前向きにはなれなかった気がするし、
20年以上前だったら死んでいたかもしれない。

 

今でこそHIVは服薬をつづければ誰かに感染させることはないし、
死なない感染症になりました。
でも、そのために今、
薬代や診察代などを含み1ヶ月約20万円以上の補助を国から受けています。

 

国民の血税と先人の死と涙の上に成り立ったこの制度の上に、
今僕は生きているのです。

 

今までみたいになんとなく会社行って仕事して、
ムラムラしたら誰か誘ってせっせせして、
できる限りそんな生活を取り戻したいと願いここまで来たけど、
元の生活に戻っていいのだろうか?
折角時代に恵まれて今まで通りに生きられるチャンスを、
今まで通りに使って過ごして良いのだろうか?

 

そんな疑問が自分の中で沸々と湧いてきて、
今まで通りに生きられるチャンスを、
もっと自分の今までやってみたかったこと、
やりたいと思ってたけどなかなかやれなかったことにそのチャンスを使おうと思います。

だって、ほら、
人生は冒険だってゆたぽんも言ってるし。