パンドラの箱の中には…

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売り専とは③(マッサージ(個室・出張)編)

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売り専で働いていて二番目くらいにつらかったのは、
水泳部の先輩後輩シチュという謎の設定を求められ、
僕が先輩役、お客さんが後輩役だったんだけど、
そのお客さんが、
デブバーコードハゲメガネでどう頑張っても後輩になんて見えないわけ。
控えめに言って、気持ち悪い。


そんなバーコードハゲなデブの後輩に、
「先輩今度の水泳大会全体優勝してね♡」みたいなことを言われて、
「おう、頑張るよ。」と頑張って演技してバーコードハゲのデブ相手に必死にイケメンの後輩を妄想しまくってケツを掘るんだけど、
「先輩、水泳大会頑張って!あーイきそう!先輩頑張って!、あーイく、先輩頑張ってー、先輩イっていい?先輩、水泳大会…あーイく… イっちゃった。絶体優勝してね♡」

もうイくのか、応援するのか、
どっちかにしろよみたいな…。 

 

そんな水泳部の先輩役、はじめ(@hazi_57)です。
いかがお過ごしでしょうか。

 

 

前回はバー形式の売り専の事をいろいろ書いたのですが、
今日はマッサージ(個室・出張)の方を掘り下げてお話していきたいと思います…

 

…と、言いたいところなのですが、
実は僕もあまり把握しきれていません。

 

何故かというと、
バー形式の売り専って、ボックス席に座っているお客さんとボーイのやり取りを直接観察することができるけれど、
マッサージ(個室・出張)系は当然そんなことができないので、あんまり把握できてないです。


それと、都内だけでも非常に多くのマッサージ(個室・出張)系の売り専があり、
お店によってカラーが異なったりするので、
もしかしたら事実とは違う事を書いちゃっていたらごめんなさい…(´・ω・`)

マッサージ(個室・出張)系の売り専とは

かつては売り専バーに対し、「ボーイズマッサージ」と呼ばれていました。
以前は雑居ビルなどの一室を狭い個室に区切って、
マジックミラー越しの待機ルームからボーイを選び、
シャワー室で身体を洗った後、その個室で性的サービスを提供するシステムでした。
また、お客さんの自宅やホテルなどへの出張もあります。

 

10~20年ほど前くらいから、新宿以外(主に新宿5・6丁目、高田馬場など)のマンションの一室の実際にボーイとプレイする部屋に案内されて、
アルバムの中から気に入ったボーイを指名するという流れになったと思います。

 

最近のネット社会になると、
お客さんがネットを見て事前に予約するシステムが普及し、
店舗によってはその段階でクレジットカード決済ができるところも増えました。


営業時間はだいたい日中、12時から翌朝1時くらいまでです。

 

売り専バーのようにお酒や飲み物の提供はないので、
全くお酒が飲めない人でも安心です。
稀にウェルカムドリンクを無料で出してくれるところがあります。

 

実際にかかる費用はボーイの指名料と個室使用料。
出張の際はボーイの指名料と出張料が発生します。
売り専バーよりも明朗会計で、シンプルな料金体系なので、
初めての人でも利用しやすいです。

 

コースは売り専バーとほぼ同等の区切りで、
60分、90分、120分、180分、泊まり指名(翌朝10時くらい)と時間で区切られており、
店によってばらつきはありますが、こちらも概ね120分で2万円くらいで、
一般的な売り専の相場だと思います。

 

 

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の客層①

マッサージ(個室・出張)系の売り専の客層はこれだけだと思います。

 

  • 23歳~50歳くらいまでの男性。

 

 そして求められているのは、

 

  • 恋人(もしくは愛人)感覚でイケメンとセックスがしたい。
    (あわよくばデートもしたい。)

 

オーソドックスなのは、これだと思いますが、
例外があるので、それは後ほど書きます。

 

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の客層は、
23歳~50歳くらいまでの男性と書きましたが、
もっと細分化するとこんな感じだと思います。

 

  • 容姿や年齢的理由でモテないのでてっとり早く売り専を使おうとした。

  • 自分のタイプの子とてっとり早く出会うために売り専を使おうとした。

  • 後腐れなく割り切ってイケメンとセックスがしたい。(彼氏持ち、または妻子持ちの男性に顕著)

  • 自分へのご褒美的な感じで利用。

  • お金はもっているけれど、友達がいない人。

  • 売り専の客のフリをした別の売り専スタッフやゲイビデオメーカースタッフのスカウト。

 

容姿や年齢的理由でモテないのでてっとり早く売り専を使おうとした。

この動機で来るお客さんは、
比較的売り専遊びの経験が浅い人が多いです。
こーゆー人はちょっと優しくしてあげたり、
「愛してるよ。」とか「大好きだよ。」なんて安易に言ってしまうと、
相手がその気になります。

 

そーゆー人たちがだいたいメンズネットジャパンの、
兄貴と弟の相談室とかで、
「売り専の子に恋してしまいました。
でもそんなにお金があるわけでもないし、頻繁には会いに行けないです。辛いです。」
って書き込みをするタイプです。

 

自分のタイプの子とてっとり早く出会うために売り専を使おうとした。

これには2パターン居る気がします。

 

  • 自分自身は大人になって歳を取ったけど、
    イける対象年齢がずっと若い時のままの人。

  • 自分自身には無いものを求めている人
    (ガチムチだけどスリム好き。顔の彫りが深いけど塩顔好き。)

 

この手の人たちは、最初は出会い系やハッテン場で、
自分のタイプの人を探そうとしたけれども、
だんだん現実を思い知らされて、売り専に流れてきた客です。
ある程度自分の事を俯瞰で見ることができ、
比較的売り専の遊び方も分かる人たちがほとんどです。

 

ただし、全員が全員ではなく、やっぱり現実を理解できない、
つまりは売り専遊びの経験が浅い人がいます。

 

後腐れなく割り切ってイケメンとセックスがしたい。

たまに、「え?どうした? ボーイの面接と間違えたか?」みたいなイケメンの客が来ます。
なんなら逆にゲイのボーイさんなら恋してしまうんじゃないかくらいのレベルの人。

 

これらの客は、よっぽど性格に難のある人か、
すでに彼氏持ち、妻子持ちか、
恋愛にさほど興味がない、またはそういっためんどくさい駆け引きを排除したい、
ただただ快楽を貪りたい人です。

 

下手な詮索はせず、セックスを楽しむのが吉。

 

自分へのご褒美的な感じで利用。

今回ここまで頑張ったから、旅行にいこうとか、
マッサージで癒やされちゃおうみたいな感覚で、売り専に来ます。

 

あまり定期的なリピーターにはならない顧客ですが、
この手の人はだいたいボーナスなどが支給されるとヒョコんと現れたりします。

 

本人はご褒美をもらいに来たと思っているので、
とりあえず言葉で褒めてあげてください。
そしてご褒美にチンポしゃぶらせてあげてください。笑

 

お金はもっているけれど、友達がいない人。

親が金持ちのボンボンに多いです。以上。

 

売り専の客のフリをした別の売り専スタッフやゲイビデオメーカースタッフのスカウト。

都市部では、売り専、ゲイビデオメーカーともに濫立しレッドオーシャン化しています。

 

どこのお店も売れるボーイが欲しいので、
すでに他店で働いている売り専ボーイの引き抜きをすることがあります。
(売り専のスタッフ自ら行くこともありますし、スカウト専属の人、またはいろんなお店とつながっているフリーランス系のスカウトの人とかが来ます。)
もちろん会ってそうそう「他社の売り専のスタッフです。」とは言いません。
あの人達は営業職なので言葉巧みに状況を聞き出した上で、
「実はね…」という提案をしてきます。

 

まぁ、行くか行かないか自分次第です。
条件がよければ他のお店にいくという選択肢もありでしょう。

 

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の客層②

最近のマッサージ(個室・出張)系の売り専は、
売り専だけでなく、何かしらの形でゲイビデオメーカーと繋がって運営しているという形態が多いです。

 

『売り専とゲイビデオメーカーを同時に運営』

例:
「KO COMPANY・男子学園」
「ACCEED・An Independent」
「TRANCE VIDEO・tplus」
「Achilles Matrix・Nam wa」など…。

 

『異なる売り専とゲイビデオメーカーが提携』

例:
「コートコーポレーション(COAT)・エンブレイス」
「コートコーポレーション(COAT WEST)・Men's Work Out」


ゲイビデオを見て、
それに出演しているモデルを気に入って実際に会いに行ってみたいなって感じで、
売り専に行く人もいます。
自分もマッサージ(個室・出張)系の売り専を最初に利用したきっかけはそこでした。

 

そのノンフィクションをブログに書いているので、
もしご興味があれば、覗きにきてみてください。笑

 


 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の客層③

お店によってコンセプトが強いマッサージ(個室・出張)系売り専があります。

・巨根専門ウリ専【モンスター】
明らかに、巨根の人に会いたいのになかなか巨根の人に出会えない人、
あるいは巨根の人に相手にされない人に需要がありそうです。

 

巨根好きの人って、だいたいが巨根の彼氏を持ちたいという欲よりも、
巨根を貪りたい、巨根でアナルをガンガン犯されたいという欲の方が強いと思うので、
一緒に快楽を楽しめる人が、ボーイさんとしては働きやすいのかなぁって気がします。

全然関係ないけど、
顔がどんなにブスでも18cm以上の巨根であれば一気に需要が高まります。
大は小を兼ねる。巨根は正義です。
そして巨根好きはどこまで言っても永遠に巨根好きなので、食いっぱぐれがないと思います。

 

但し、勃起しない、挿入行為(バックタチ)ができないのは、
ただの無用の長物です。

 

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専で売れるボーイの特徴

 

もしかしたらお店によってはあるかもしれませんが、
保証金のシステムがあるマッサージ(個室・出張)系の売り専は僕はきいたことがないです。

 

売り専のボーイは完全歩合制です。
1件も指名が入らなければ1円にもなりません。

 

  • とにかくイケメン
  • 常に飽きさせない良い雰囲気を提供できる人

 

とにかくイケメン

まぁ言わずもがななんですけど、とにかくイケメンが売れます。

 

常に飽きさせない良い雰囲気を提供できる人

基本的には、個室で会ってヤるだけなので、
最初は気に入ってもらってリピーターになってもらったとしても、
マンネリに陥りやすいです。

 

また、何度か指名をしてもらってお客さんに慣れてくると、
だいたいのボーイさんはダラけだして、会話やプレイ内容に顕著に現れだします。

 

マッサージ(個室・出張)系売り専は、とにかくボーイの数が多いので、
常に飽きさせない良い雰囲気を提供できないと、
お客さんは、かんたんに他のボーイさんに乗り換えます。

 

特に若さやかわいさを売りにしているボーイさんは、
後釜がたくさん入ってくるので注意です。
自分の上位互換は世の中にゴロゴロと存在します。

 

売り専バーほどではないにしても、
少しだけコミュニケーションスキルがあるといいです。
それと、売り専バーのボーイ以上に、
プレイ内容のバラエティを覚えておいた方がよさそうです。

 

マッサージ(個室・出張)系売り専は基本的に自分の力だけではどうにもなりません。
売れるためには、少しでも良い宣材写真を取ってもらうか、
せいぜいTwitterでこまめに自分をアピールするか、そんぐらいです。

 

入店して1、2ヶ月、全く売れない場合、
店のマネージャー(あるいはオーナー)の営業不足、努力不足なので、 
他店に乗り換えてしまうのがよいと思います。

 

逆に1、2ヶ月目くらいは売れたけど、
3、4ヶ月くらいしたら売上が悪くなった場合はボーイ本人の問題です。
接客態度に問題はなかったか、プレイ内容はどうだったか、
会話はどうだったか、なにか失礼なことをしていないか、
振り返った方がよさそうです。

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の今後

上でも少し書きましたが、
個人でビデオを撮りながら出張系の売り専も運営するという、
やり方が増えていくような気がします。

 

  • 新宿2丁目周辺に店舗を構える必要が無いため初期投資が安価。
  • 素人でもWixなどである程度様になるホームページが作れる。
  • 10万円程度で動画の編集が可能な高スペックなパソコンが手に入れられる。
  • FULL HDカメラ、4Kカメラが安価、なんなら短時間の撮影であればスマホのカメラでも差し支えない。
  • 撮影した動画をFC2や、ゲイスクエア(旧デジテンツ)などで販売できるプラットフォームがある。

 

このように売り専とビデオ事業を抱き合わせても、
参入障壁が低いので、これから増えていくような気がします。
参入障壁が低いということはど、その分新しいライバルの出現も多く、
生き残る事が難しくなるということも言えそうです。

 

また、身バレのリスクを回避するために、
そして、1人でもノンケのボーイを採用するために、
顔出しの可否に影響がなく、
アナルセックスの不要なスポーツマッサージに特化した形態の売り専がさらに増えていくと思います。 

 

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専の良さ

利用する側からすると、

  • 料金体系がシンプルでかつ明朗会計
  • いろんなタイプのボーイさんが居る
  • ネットで気軽に拝見できて、そのままWeb予約も可能

 

働く側からすると、

  • 日中の隙間時間に働ける
  • 自身のポテンシャル(巨根・筋肉など)を活かせる

 

共通すること、

  • お酒を飲まなくてもよい
  • 新宿2丁目に行かなくてもよい

 

まぁ、こんなところじゃないでしょうか。

 

まとめ

売り専とは、
金銭の授受を通じて、お客さんの欲望を叶える店舗のことと、最初に説明しましたが、

 

マッサージ(個室・出張)系の売り専に来るお客さんの欲とは、
「恋人気分」と「セックス」の2つなので、
売り専バーよりも求められている事が結構シンプルだと思います。

 

但し、

「お金を払ってでも会いたいと思える人間で居ること。」
「お金を払うと日常に無い関係性を演出してくれる存在であること。」

を売り専の個室の中だけで体現するのは、結構難しい気がします。

 

唯一何もしなくてもそれを出せるのは、
人気のビデオモデルやGOGOBOYなどの有名な子だと思います。

 

お客さんにとって彼らと一緒に過ごすことは、
「お金を払ってでも会いたいと思える人間で居ること。」
「お金を払うと日常に無い関係性を演出してくれる存在であること。」の両方を簡単に叶えられますからね。

 

だから、ゲイビデオとマッサージ(個室・出張)系の売り専を並行して運営することは理に叶っていて、
KO COMPANY・男子学園はかなり理想的な営業モデルだと思います。

ビデオモデルデビュー→人気になる→売り専に入る→指名が取れる→他の作品にも出演する→新しい顧客が増える→人気になる→指名が取れる…

 

と言った良い循環が生まれます。

 

また、KOや男子学園が優秀だなと関心しているのは、

 

売り専に入る→売れない→ビデオ出演を提案→ビデオモデルデビュー(その際所属店舗も掲載)→見た人が指名をする→他の作品にも出演する→新しい顧客が増える→指名が取れる

 

と言った逆の循環も作れているところです。
何気にこのしくみを20年前から構築しているんですよね。シンプルに凄いです。

 


今日もここまで読んでいただいてありがとうございます٩(๑´3`๑)۶