パンドラの箱の中には…

2019年11月HIVの感染が発覚してからの日々を綴った37歳のゲイブログ

【HIV300日目・服薬207日目】HIVに感染した事、伝える?伝えない?(前編)

\ツンツンしてもらえると嬉しいです。応援よろしくお願いします(^o^)/

パンドラの箱の中には… - にほんブログ村 パンドラの箱の中には… - 人気ブログランキング

この記事をシェアする

\ Follow me!! /

こんにちは。HAZI(@hazi_57)です。

 

今日でHIV陽性と診断されて300日になりました。
なんだかんだであともうちょっとで1年です。
なんだか波乱万丈な1年間でした。
まぁ、まだ始まったばかりで、
これから一生続いていく病気なので、
ここで感傷に浸っている場合ではないですね。

 

HIVの服薬が落ち着き出すと、
最初に突き当たるのがコレなんじゃないかなって気がします。

 

HIVに感染していることを伝えたほうがいいのかな?
伝えないほうがいいのかな?

 


今日はこのテーマを書いていこうと思いますが、
結論から言うと
「無理して言う必要はないけど、伝えておいたほうが楽な場合もある。」です。

言う必要はないと思う人 → 友人・下半身の関係

友人には言う必要はないです。
むしろ言わないほうがいいです。

 

HIV感染症はなんだかんだでデリケートな問題なので、
なりふりかまわず誰かにいうのはおすすめできません。
100人の知り合い100人全員に言うならばまだしも、
伝える伝えない人を選別して生きていくのであれば、
友人であれど言わないほうがいいというのが僕の見解です。


知ってしまった秘密はその人の負担以外の何物でもありません。
それに自分の秘密を自分で守れない人は、他人の秘密だって守れません。
きっとどこかでボロを出します。

 

下半身だけの関係の人、いわゆるセ●レですね、
この人達にも言わなくていいです。
なぜならばHIVは服薬でウィルスを押さえつけている状態であれば感染させるリスクがないからです。
検査してウィルス量が少なすぎてこれ以上測定できない時、
これを検出限界と呼びますが、
この期間が6ヶ月以上続くと相手に感染させる事はありません。
この状態になることをU=Uと呼びます。

 

U=Uのことに関してはJaNP+さんのホームページがわかりやすく書かれていますので、
よろしければこちらもご参照ください。

 

www.janpplus.jp


ただ、以前自分のブログでも書いたのですが、
U=Uは、自分がHIV陽性者である事を前提に言わないとU=Uの話ができない。

自分の事をHIV陽性である人を知らない人に対して、
「自分はHIV陽性者だけどU=Uだから感染しないよ?だからシよ?」
って言うの、僕は変だなって感じます。

 

伝染らないから大丈夫だと言う事を話すために、
自分がHIV陽性者で有ることに言わなきゃいけないのって変です。


その反対にウイルス量がU=Uでない人が、
「自分はHIV陽性者だし、ウィルスも減ってないいから感染する危険性があるけど、それでもよかったら、シよ?」
なんて、それはそれで変だと思う。

 

検出限界に達していない人は、言うとか言わないとか以前に、
そもそもそういう行為をすることに問題がありますので、
まずは治療に専念をして検出限界を目指してたった数カ月間我慢しましょうって感じなんですがね。

 

つまり、
だから、
結論は何も言わなくてもいいです。

 

ちなみに世界的にみてHIV-RNAの検出限界値は200コピー/mL、
日本の検出限界値は20コピー/mLです。
なお、HIVに感染力があるとされる数値は1,000コピー/mLだそうです。
(だからと言って999コピーだと感染しないとかそーゆーことではないです…)

 

言っても言わなくてもどっちでもいい人 → 家族

HIV感染症になると治療・投薬の為、
障害者手帳と自立支援(更生医療)受給者証が発行されますが、
これらの際に必要なものは、

 

  • 医師の意見書(診断書)
  • 所定の様式の申請書類
  • 写真(パスポートサイズ)
  • 健康保険証

 

障害者手帳だけの発行であれば上の3つまでですが、
自立支援(更生医療)を受ける場合その手続の際に健康保険証が必要です。

 

つまりは、
20歳以上の1人暮らしをしている人であれば何も問題はありません。
親に一切何も言わずに生きていくのもありです。

20歳以上で実家住まいは2つの確認が必要です。

 

  • 親の扶養に入っていないこと。
  • 書類などを一切家に郵送しないことを役所に
    必ずしつこいくらいに伝えて、
    連絡先は必ず自分のケータイにすること

 

障害者手帳自体は役所で渡されるのですが、
それに伴う通知書や、自立支援(更生医療受給者証)は、
基本的には自宅に送られてきます。
自立支援(更生医療受給者証)は年に1度更新がありますが、
これも何もしなくても自動的に自宅に送られてくるので、
役所の人にしつこいくらいに言っておかないと、
家族の方に通知書を見られてしまう危険性があるので注意です。

 

なお、親の扶養に入っている場合は、
健康保険証が必要な都合上、バレてしまうはずなので逃げられません。
ただ、親の扶養に入っているHIV陽性者を僕の周りでは知らないのでちょっと後日の宿題とさせてください。

 

言っておいたほうがいい人 → 会社

障害者控除が受けられる

もし住民税などが給料から天引されている場合で、
会社に言える環境であれば会社に行った方がいいかもしれません。
なぜならば、障害者手帳を取得している人は障害者控除があるからです。
会社の経理の人が全部やってくれます。

 

あと、その人の障害の等級などによっても変わるかもしれませんが、
障害者雇用促進法があり、会社によっては障害者を受け入れることによって、
対外的なイメージの向上がはかれたり、
助成金、報奨金が受けられる場合があるので、
会社にとってもメリットがあると判断されることもあります。

 

逆にいうと会社にバレたくない、
でも障害者控除は受けたいという人は自分で毎年2月に確定申告をすることになります。

 

通院を理由にした有給休暇の取得が取りやすい

HIV感染症になると最初のうちは何度か検査があります。
最初は医師が役所に提出する意見書を書くためのデータを集めるため、
服薬が始まると、薬の効果を確認するため、
概ね1~2ヶ月に1度病院に通わなければなりません。
服薬が落ち着いても概ね3ヶ月おきに通院の必要があります。

 

その際通院を理由にすれば、会社は事情をわかっているため、
休暇が取りやすいです。

 

HIVを理由に退職をすれば10ヶ月間失業手当がもらえる

通常、会社の自己都合退職は、
退職して約3ヶ月後に原則3ヶ月間失業手当が受け取れます。

 

僕の場合は会社にそのまま残り働く判断をしましたが、
もしHIV感染前に今の会社に1年以上勤務していて、
HIV感染症により業務が遂行できなくなり退職した場合は、
退職後3ヶ月間の待機期間を待たずに、10ヶ月間、失業手当が受け取れます。
但し、医師の診断書をハローワークに提出しなければならない場合があります。
またこれは障害者手帳を取得した後でなければいけません。

 

これは素人のわたしよりも、専門の方の記事を参考にしていただくとよいかと思います。

www.atgp.jp

 

 

今日は僕の中の結論はコレですってことを書きましたが、
実際自分はどうだったか、どうしたのかを具体的に後編で書いていけたらと思います。
ただちょっと文字数が多くなってしまったので、
後編は下のリンク先よりお暇な時にでもご覧くださいませ。

 

www.hazi.me