先日、12月に入院した時の保険が降りて、
ほぼほぼ入院費や治療費が戻ってきました。
今の会社で正社員雇用になったのをきっかけに、
医療保険に入って、
ずっと意味あるのかなーって思いながら払い続けてましたけど、
入っておいてよかったです。助けられました。
ちなみに僕が加入しているのは、
普通に無難に明治安田生命です。
HIV陽性者は今後ほとんどの保険が入れなくなるのが現状ですが、
陽性前に入っていた保険は今までどおり引き継がれるので、
解約せずにそのまま頑張って払い続けようと思います。
保険の担当の方から、
1万年と2千年ぶりに、バレンタインチョコをもらいました。笑
どういう因果関係かはわからないけど、
HIVに感染してからちょっと味覚が変わっちゃいました。
恐らく一時的なモノかと思うけど、
炭酸とか刺激が強いのが苦手になって、
チョコレートとかの甘い食べ物がめちゃめちゃ美味しいと感じるようになったので、
普通に嬉しい(^^)
だから歯磨き粉も今は一時的に子ども用です^^;
クリアクリーンみたいなやつ、辛くて無理(´・ω・`)
今日の採血結果
今日は診察日。1月22日に採血をした結果が今日出てきました。
去年11月20日にHIV陽性がわかって、これまでの採血結果は、
■2019/11/20
CD4 194/μL・HIV-RNA 1000万コピー/mL
■2019/12/25
CD4 287/μL・HIV-RNA 380万コピー/mL
■2020/1/22
CD4 221/μL・HIV-RNA 650万コピー/mL
服薬も何もまだしていないので、
ウィルス量が相変わらずすごいし、
CD4もまだまだ少なめ。
でも先日障害者手帳と自立支援医療受給者証を取得したので、
これでやっと自分も服薬を始めることができます。
ここまで時間がかかった。
3ヶ月ですもんね。
本当は陽性が分かった段階ですぐできれば薬を飲みたいくらいです。(汗)
抗HIV薬も、最近はいろんな種類の薬があるので、
今日は何の薬をこれから飲み続けていくのか医師と相談してきました。
今後服用する抗HIV薬の選択まで…
今年の頭に医師の意見書に書いてあった薬名は「トリーメク」でした。
長さ2cm2mm。
1日1回とはいえ、毎日こんな5円玉くらいの横幅がある薬を飲み続けていくのはやっぱり苦痛です…。
他に何か小さくて飲みやすい薬はないか先生に相談しました。
残念ながら、あなたはこの薬は飲めないのです。。
あ、そうなの?って…
内心ほっとしたんですけど、
あなたは、肝炎を持っているのでトリーメクを飲めないです。
肝炎って言うと、
1ヶ月くらい入院してる人とかよく聞くけど、
自分は今までそんな自覚症状もなかったし、
それに対する治療ももちろんしたこともない…。
でも…
A型・B型、両方しっかり持ってますよ。
僕、肝炎持ってるらしいです…。
つくづく下半身のだらしない男ですわ…。
ちなみに今の段階では誰かに感染させる心配はなくそこは気にしなくていいらしいのですが、
抗HIV薬を服用し健康になっていくと、
それによって肝炎も再発する可能性があるため、
肝炎に効能のある抗HIV薬を服用しなければならず、
その効能のないトリーメクは服用できないらしいです。
つまり、自分の飲む薬は、
HIVにも肝炎にも効果のある薬でなければならないということ。
自分の適している薬が何かあるのか。
提案されたうちの一つは、ビクタルビという薬でした。
長さも1.5cmほどの比較的小さな薬です。
ちょっと話がそれますが、
抗HIV薬は大きく分けて、
CCR5阻害剤、インテグラーゼ阻害剤、核酸系逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤と4種類のHIV阻害剤があります。
ウィルスの増殖を抑えるという目的は同じですが、
どの方法で増殖を抑えていくのかの過程が異なります。
ビクタルビは、
インテグラーゼ阻害剤、核酸系逆転写酵素阻害剤の2つを配合した薬です。
どの方法でウィルスの増殖を抑えていくのかの過程が異なれば、
それに伴う副作用も異なってきます。
複数種類の入った薬は1回で簡単に飲めるメリットが有る分、
副作用が出た場合や期待するほどの服薬効果が観られなかった場合、
配合薬だと原因の切り分けが出来なくて何か怖い気がしたんですよね。
それと、先日ぷれいす東京の集まりでも何人か既に服用している人がいらっしゃったのですが、
ほとんどの方が口を揃えて「太りやすい」と言ってたんですね。
あとは、本当に個人的な主観なんですけど、
錠剤のビジュアルが遊び慣れた乳首みたいな色をしていてあまり可愛くなくて愛着がモテない…。
一応、一生飲み続ける薬だからせめて愛着がわく薬を選びたい。
抗HIV薬をデシコビ・テビケイにしました
僕が今後飲み続けていく抗HIV薬をデシコビとテビケイにしぼりました。
ちょっとめんどくさそうですけど、この2つの薬を一緒に飲んでいくことにします。
理由は単純にビクタルビよりも小さくて飲みやすそうだからと、
色も全然こっちのほうが綺麗でカワイイから。
それと、今後何か副作用等があった時のために、
インテグラーゼ阻害剤と核酸系逆転写酵素阻害剤を分けて服用していきたいから。
デシコビが核酸系逆転写酵素阻害剤、
テビケイがインテグラーゼ阻害剤です。
デシコビはHIV予防の薬(PrEP)としても使わているそうですね。
まぁ、僕は既に手遅れですけど…。
治る事を願ってはいるけど一応は、
このデシコビとテビケイが、
僕が死ぬまで一生飲み続けていく薬です。
次回の診察時でもらえるそうです。
それまでに薬ケースと、
1日1回何時に飲むかを考えておかなきゃ。