遺伝等で視力が悪くて眼鏡をかけないと何も見えなくても、
メガネやコンタクトレンズにかかる費用は全額自腹で、
それがほぼ死ぬまで一生続くって考えてたら、
中出しを許してHIVになってしまった下半身のだらし無さすぎる自分が受けられる福祉サービスはとてもとても手厚くて、
ただただ国の有り難い制度に屈服するしかないね。
だんだん現実を受け止められつつあるというか、
気持ちの面では最近は徐々によくなっていってる気がします。
嘆こうが騒ごうが病気はなくならないしね…。
適切な言い方がわからないけど、
視力が悪い人が一生メガネやコンタクトレンズをして生活するのと変わらないのかなって気がしてきました。
退院後全くお酒が飲めなかったけど、
今はそれほど多くはないにしても、ちょっと嗜むくらいまでは回復してきました。
…が、今度は肌の調子がすこぶる悪いです…。
ここからは、ちょっと閲覧注意なので、
グロテスクな画像が苦手な方はここでブラウザバックしてくださいね。
【HIV31日目】2019年12月20日
以前の記事でもお見せしましたが、
最初はこんな感じの発疹というかバラ疹みたいなものが出て、抗生物質(ビブラマイシン)を服薬。
その1週間後の12月28日には脂漏性皮膚炎と思われる猛烈な頭皮のかゆみに襲われました。
【HIV46日目】2020年1月4日
抗生物質が効いているのか発疹が目立たなくなってきました。
皮膚科でもらった塗り薬で頭皮や皮膚のかゆみも一旦は和らいてきましたが、
足の方に内出血のようなものが現れだしました。
ちなみにこれにおいてはかゆみや痛みは全くなかったです。
【HIV70日目】2020年1月28日
全身、特に上半身に強いかゆみや熱を感じるようになりました。
HIVになるずっと前からこの時期になると冬場の乾燥で肌が痒くなることはよくあったので、あまり気にしないでいたのですが、
よくよく見てみると、今までに見たことのない楕円形の傷みたいなものが出てました。
正月頃の頭皮の痒みほどではないのですが、やっぱりちょっとかゆいです。
かかないようにはしてたのですが、無意識で服の上からとか掻き毟っちゃいます…。
前回行った皮膚科にこの事を相談したら、
別の塗り薬を処方してくれたのです
が、
いざもらったのがこれ…。
5gのクリームを4本。
全身に炎症が起きてるのに20gのクリームなんか3日も持たずに使い切ってしまうわ…。
何か自分が通ってる皮膚科は、
ちゃんと説明をしているつもりなのに、意思疎通ができなくて辛い…。
さらに翌日になると赤みが強くなってきました。
【HIV77日目】2020年2月4日
気がついたら、もうこんな感じです…。
痛いし痒いです…。
もう、いろいろ末期です。。。
Twitterでつながってる方に、
新宿東口のHIVの診療もできる皮膚科を教えていただたので、
そこで改めて塗り薬とちょっと強めのかゆみ止めを受け取ることができました。
これだけたくさん入っている塗り薬なら安心です。
ちなみにどれくらい大きいかというと、
これくらい大きいです。笑(一応、念の為、モザイク加工を施しております)
それにしてもホントつらいです、これ。
HIVが原因なので、
塗り薬をもらっても、かゆみ止めを服薬しても、
そもそも抗HIVの服薬が始まらないと、どれもただの対処療法でしかない。
でも、こうして身をもって知ったのは、
HIV感染症って免疫を破壊していく病気なので、
一番最初に体の内側を守るための外側の皮膚から徐々におかしくなっていくんですね。
しばらくはこうして皮膚炎と戦う日々です。
あ、でも幸いにも、
手のひらや顔にはほぼ全く症状が出てないんです。
冬で厚着をする時期なので、
誰にも炎症を見られることなくやり過ごせそうです。
それだけよかった。