パンドラの箱の中には…

普段ゲイ生活の36歳。ゲイ生活の中で得たスキルや知識をアウトプットするゲイブログ。

【オリジナル曲】an interphone

この記事をシェアする

ヒャッホーィ♪ヾ(o´∀`)ノ
どもこんにちは、はじめ(@hazi_57)です。

 

今日は昨日同様、オリジナル曲を公開するふりをして、
昨日の過去の下半身事情の続きです。

 

全部まとめて書いていたら、
10000文字を超えてしまっていて、
ちょっと長いなと思い、分けさせてもらいました。

 

今日のオリジナル曲は「an interphone」と言う歌です。
昨日の歌がアップテンポなのに対し今日の歌はちょっと暗めです。

 

それとお気づきでしょうか。
前回と今回と「」(カギカッコ)を使ったセリフが多めです。
細かいニュアンスは違うかもだけど、結構忠実に掘り起こしてます。 
素敵な思い出はちゃんと覚えているモンです。

 

普段は昨日食べたモンですら忘れちゃうんだけどね。
今日も恥ずかしいのでヘッドホンでご視聴ください。笑

オリジナル曲:『an interphone』  

 

あのベルを 鳴らすのは
いつも同じ 男の人だ
怖いから 居留守にして
音立てずに じっとしてた

 

何も知らないんだね・・・
受話器から低い声が
モニタ越しの男は
黒で纏ったカラスに似てる

 

その日の夜 もめた
それからずっと 続いたままの冷戦
落ち着く場所がない
分からない振りした

 

扉があるのは
喧嘩の声 さえぎるためじゃなくて
殴りあう姿
見られなくするためじゃなくて

 

あのベルを 鳴らすのは
いつも同じ 男の人だ
あのベルが 鳴るたびに
いつも同じ やりとりだ

 

どこに居る? どこに居る? 何度も聴く
分からない 分からない そう答えてる
いつになる? いつ帰る? しつこく聴く
分からない 分からない そう答えてる

 

今日もいないんだね・・・
何度も聞いてる始めの言葉の後に
ファルセットの泣き声と
紙切れを抱えてる

 

汚れた場所でも
安らげるような抗体を持ってるから
邪魔ならば
いつだって僕 消えてしまっていいよ

 

あのベルを 鳴らすのは
いつも同じ 男の人だ
怖いから 居留守にして
音立てずに じっとしてた

 

戸を叩く 戸を叩く 名前を呼ぶ
居ないのか? 居ないのか? ポストを覗く
テレビや 照明も 全てを消して
呼吸さえ しないように じっとしている

 

あのベルを 鳴らすのは
いつも同じ 男の人だ
その前に 部屋を出て
違う場所で 身を潜めた

 

どこに居る? どこに居る? 何度も聴く
分からない 分からない そう答えてる
いつになる? いつ帰る? しつこく聴く
分からない 分からない 口癖になる

 

戻れない 戻らない 戻りたくない
帰れない 帰らない 帰りたくない
いつになる? いつ帰る? しつこく聴く
分からない 分からない 答え続ける

 

 

セルフライナーノーツ

僕が18歳のある日、サポ(援助)してください掲示板に投稿して、
会ったら僕よりも1個下の高校生だったという話の続きです。
なので先に下の記事から読むことをおすすめいたします。

 

床で寝ている僕に気を使ってベッドに来ないかと誘ってくれたのですが、
一緒に横になって会話をしているうちに、
お互いのアソコを揉み合って元気になってしまったところ。
 

「ヤる?」

 

そう言って、先に上になったのは僕だった。
彼のスウェットをめくりあげて、乳首を舌で転がす。
イカつい顔で白い歯を見せ、切ない声を吐いてくる。
薄暗い中スウェットを脱がせた時に再び見えた左腕の根性焼きの列。

 

「これ、痛くないの?」

 

『別に。自分で鏡で見るとおっさんと寝て金をもらったなという事を思い出すくらい。』

 

「今日この後、根性焼き増えるの?」

 

『これは援助じゃないから増えない。』

 

「よかった。」

 

僕は彼の根性焼きにそっと口づけをする。

 

「根性焼きかっこいいけど、そんな自分を蔑まなくてもよくない?」

 

彼は何か言おうとしたけど、僕は何も言わせなかった。
キスして彼の口に舌を向けた。彼もそれに応えて舌を絡めてくれる。
胸の痛む昔話を今夜はこれ以上聞きたくない。

 

近くでちゃんと顔を見ると、ヤンキーだけど普通にかっこいい。
こんなにかっこよくて、ヤンキーなのに、
援交したくらいで根性焼きをする心の弱さが切なくて愛しい。
彼のパーツひとつひとつを丁寧に愛撫した。

 

『今度は俺の番。』

 

そう言って今度は彼が上になり僕の服を脱がせていく。

 

『どこが気持ちいい?』

 

17歳の高校生から、今そんな事を言われている…。

 

『どこが気持ちいい?言わなかったら終わるよ?』

 

「…ちん…こ」

 

『ん?』

 

 「…ちんこ」

 

『聞こえない。』

 

「ちんこが気持ちいいです。」

 

彼がまた白い歯を見せて笑った。
そう言って僕の棒を舌で転がす。
年下から受ける屈辱に、少し頭がおかしくなりそう。
変な快感を覚え出していた。
彼の指が僕の後ろを触った。

 

『ここ欲しい?』

 

「洗ってないよ。」

 

『別にいいよ。今うんこしたいとかないっしょ?』

 

「ないけど、ゴム持ってきてない。けつ使わないと思ったから…。」

 

今日はそうしてこのまま二人でしごき合いをして終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ってたけど、そうはならなかった。
何故かベッドの上にローションだけはあった。

 

「ロフトベッドの上じゃ揺れるし、天井狭くて窮屈じゃない?」

 

『じゃあ下降りる?』

 

ロフトベッドから降りて最初に僕が寝ていた床のところへ行った。

「ベッドから降りたら小っちゃくなっちゃったね。」

 

『じゃあ、はい。』

 

彼は僕の胸の位置で馬乗りになり、
勃たせろよといわんばかりに口に押し付け、
僕は首を上下させて貪った。
その間に指にローションを付けて僕の後ろを解してくる。
高校生なのに、何故か上手くて慣れてる。

 

「手慣れてるね。」

 

『おっさんから金もらってケツ掘ってるから。』

 

「その時も生なの?」

 

『絶対やらない。おっさんのうんこが付くとかキモい。』

 

「自分も年上だよ?」

 

『1つしか変わんないじゃん。』

 

彼のモノが僕の中に入って来た。
こういうこと言うと不謹慎だけど生って気持ちいい。
年下のヤンキーに生で犯されている屈辱と背徳感は癖になりそうだ。

 

彼のは普通の人よりも若干大きいけれど、
世間一般的にはデカマラとか巨根というレベルではない。
でも、まだそれほどケツの経験がない自分にとっては、
彼の大きさでも少し痛い。
普通に苦しそうな顔をしていたんだと思う。

 

『痛い?』

 

「若干。」

 

『これ吸う?』

 

合体したまま、
半開きのクローゼットのドアに手を伸ばして取り出したのは、
例の小瓶だった。

 

「なんで高校生がそんなの持ってるのさ。」

 

『先輩がくれた。』

 

「先輩ホモなんじゃない?」

 

『なわけない。でもあの先輩なら別に犯されてもいいかな。ははっ。』

 

当時は当たり前のようにあって、ほとんどのゲイが持っていたような気がする。
僕も初めてではなかった。
でも、彼の複雑な話を聞いた後だからか、
血が登っていくのとともに、
今夜一番、この香りに何とも言い難い不思議なノスタルジーを感じる。
彼はこうしてタイプではないおっさんを抱いて、
お金を貰って自己嫌悪になって根性焼きをしている、
そんなビジョンと焼ける痛みが彼の体温や挿入の痛みとともに伝わってくるような気がした。

 

『なんで泣いてるん?痛い?もっと吸う?』

 

「大丈夫。そのまま続けて。」

 

テクニックがない分、彼はがむしゃらだ。
腰を前後に動かしていくにつれ、
彼の肌が湿り体温が上がっていく。

 

「そういえば、名前知らない。」

 

『●●だよ。君は?』

 

「はじめ。」

 

『はじめ。そろそろイきそうなんだけど。』

 

「自分も…。」

 

『このまま出していい?』

 

「え…。」

 

『あ、はじめ、ごめん。ダメだ。』

 

お互いの名前を知った瞬間に、名前を呼び合いながら果てた。
彼は僕の方に前かがみで倒れ込む。
僕は彼の汗ばんだ肩をあやすように手を宛てた。
彼のものが自分の中でだんだん萎んで抜けていくのがわかった。

 

気がつくと外が少しずつ明るくなり、
腕の根性焼きが明るさとともに浮かび上がっていく。
僕は肩に置いていた右手を、そっと彼の腕の方に持っていき、
根性焼きと根性焼きの間をなぞった。
その行為に深い意味はない。

 

『気になる?』

 

「ううん。大丈夫。」

 

『俺のこと、まだ怖い?』

 

僕は首を横に振った。
彼は立ち上がり、先に僕にティッシュを渡す。
その後彼は1、2枚だけ取って軽く拭いたくらい。

 

「大丈夫?付いてない?」

 

『ちょっとだけ。後でシャワー浴びるからいい。』

 

「ごめん。」

 

『出るとこに入れるんだから、しょうがいない。』

 

「ありがとう。そろそろ始発だから帰るよ。」

 

『駅まで送るよ。』

 

帰りもニケツで駅まで送ってもらった。
夜明けの冷たい空気を彼のスクーターで切り裂きながら、
彼の温かい背中に抱きつくようにくっついた。

 

「また会えるかな?」

 

『また会えるよ。』

 

「そんときは何して遊ぶ?」

 

『検査かな。』

 

「一緒に行くの?どっちかかかってたらどうする?」

 

『今日一緒にヤってるんだから、かかっているときは両方でしょ?』

 

「そうかも。」

 

 

何となくこれがワンナイトラブのような気がして次はないと思っていた。

 


1年半後、彼が高校を卒業をした後に偶然ゲイバーで再会した。
ヤンキー感が薄れ、二丁目慣れして、ちょっとホゲてた。
後日、約束通り一緒に無料検査も行った。
お互いに異常はなく、その帰りに一緒に前回再会したゲイバーへ行く。
その日は彼と僕、カウンターにママの3人だけだった。

 

3人で一緒にお酒を飲みながら、
ママは僕らがどこで知り合ったのかを聞いてくる。

 

『1年半前にこの人を5,000円で買おうとしたの。』
「1年半前にこの人に5,000円で買われそうになったの。」

 

[複雑そうだけど、楽しそうね。
でも、あんた、売り専で働いてるのに男買ってるの?]

 

『たまたま前回は、売る人の気持ちが知りたかっただけ。
それからは買ってない。買わなくてもボーイの友達居るからわかるし。』

 

「ってか、売り専所属してるの?」

 

『高校卒業してすぐ。』

 

[あら、イケないこと言った?]

 

「全然売り専で働くことは気にしないんだけど、
まさか今でもその度に根性焼き増やしてるの?」

 

『増やさないわよー。そんな事やってたら体がいくつあっても足りないわー。』

 

酔っぱらい始めたのか、
彼は次第にちょっとオネエになっていた。
でも、根性焼きを増やしてないことには安心した。

 

彼がトイレに立ち上がり、しばらくして、

『はじめぇ~、間に合わなくて全部ズボンの中で全部出ちゃったぁ~。』


と、白い歯を見せゲラゲラ笑いながら戻って来た。
池に落ちたの?って程のズボンのビショビショぶりに僕も思わず吹き出した。

 

「前もそうだったけど、いつも間に合わなくて暴発しちゃうんだねー。」

 

『この店のトイレが和式だからイケないのよ!オモラシ乾杯!!』

 

僕もゲラゲラ笑いながらグラスを掲げる。
雑談を楽しむ中、彼は会話には参加しているんだけど、
グラスを持ちながらお店の中をうろちょろしている。

 

[座って落ち着きなさいよ!ブスっ!!]

 

『おしっこ乾かしてるのよ!ババァ!!!』

 

まさか、年下に買われそうになった1年半後に、
2丁目のゲイバーでこんな和気あいあいとした時間を過ごすなんて思いもしなかった。

 

 

二人でそこそこいい感じに酔っ払った後、
時間は午前3時半頃、電車はない。
朝が来るまで近くのハッテン場に行った。
同じ個室で二人で横になっていたけど、
次第に1年半前の出来事がフィードバックしてムラムラしてくる。
さっき散々友達っぽい事をしたのに、
魔が差して彼のパンツを下ろしてしまった。

 

『俺、今日酔っ払ってるし勃たないよ?』

 

その言葉に反して彼はビンビンだった。
でも彼からは全く手を出そうとはしない。
僕は彼の上に跨る。

 

『別に俺の上で自分で腰振って出してくれてもいいけど、
俺ははじめのケツではもうイかないよ。』

 

その言葉に僕は動きを止めた。

 

『ここで言うのも変だけど、俺今、彼氏居る。
別のお店だけど、同じ売り専で働いていて、
家庭環境も俺と似ているから、惹かれている。』

 

『はじめは育ちが綺麗な人だから、俺とは合わない。いい人が見つかるよ。』

 

その言葉に引いて立ち上がり、
彼に付けたローションを拭き取った。

 

「それでもまだビンビンなんだね。」
僕がその時に発することができた精一杯の冷やかし。

 

『それは生理現象だからしゃーない。』
彼はパンツを履き、僕に腕枕をした。

 


『今日は普通に寝よう。』

 

 

目が覚めたら、隣の彼の姿はなかった。
ロッカーにしまっていたケータイを見たけど、
彼からは何のメールもない。
シャワーを浴びて僕もハッテン場を出た。

 

その帰り、山手線の中でずっと考え込んでいた。
僕の何を持って綺麗って言っているんだろうって。
同じ境遇を持った者同士じゃないと恋愛はできないのかって。
同じ境遇じゃないと振り向いてもらえないのなら、
汚れているほうがマシじゃないかって。

 

1年半経って、
傷と傷がパスルのピースのようにうまくはまった人を彼は見つけた。
僕とはピースがはまらなかった。
本当はただそれだけのこと。

 

その日はハッテン場では寝足りなかったみたい。
気がつくとまた何回か山手線をループしてた。

 

***

 

ハッテン場で彼氏がいるって言われたしばらくは凹んでいたけど、
それから数年経って、携帯電話を買いかえた時、
SDカードに保存していた電話帳データをエクスポートすると彼のアドレスが出てきた。
さすがにもうつながらないだろうと思いダメ元でメールを送ったけど、
やっぱりMAILER-DAEMONで返ってきた。

 

大分時間も経っていたし、それはそれでなんとも思わなかった。
だけど、サポ(援助)してくださいって掲示板載せたら、
返信くれた人が当時17歳の高校生だったって今思うと面白くて貴重な経験だなってポジティブになれた。

 

彼から聞いた複雑な家庭環境の事を思い出したとき、
自分の当時の険悪な家庭環境も一緒に思い出してきて、
それぞれの事実に基づいてドッキングさせてフィクションにしたのが本作の「an interphone」
彼との思い出も含み、こんな日々もあったね、
それはそれで結果的には貴重な経験だね、
楽しかったねって言う歌が、昨日の「Yamanote Line Sour Days」です。
どちらも23歳の時に作りました。
なので5年経ってこういう風に思えたってことになりますね。

歌がうまければもうちょっと思い出に浸れるのに、そこが悔やまれます。笑

 

ただ、大体のことは時間がかかっても、結局は時間が解決してくれる。
そんな思い出をポジティブに持っている今の生活が、何よりも一番楽しい。

 

でもたまーに、白い歯を見せて笑っているヤンキーっぽい男の子を見ると、彼の事を思い出しちゃう乙女心。笑

 

まー、今は全然笑い話だ。あはっ。

 

 

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました٩(๑´3`๑)۶